「本当にわかってる?」と聞いてはダメ

こちらからブックマークできます⇒

関係が悪化する”言い方”があります

になにか物事を説明していて「本当にわかってくれたかな?」と思って、確認をしようとしたことはありませんか?

 

「ねぇ、今の話の意味、本当に理解できた?」と。

 

とくに他意もなく、言葉通りだけの意味で。

 

「・・・(わかってくれたかな?)」と気になって確認をすることないですか?

 

話をちゃんとわかっているのか知りたくて返事を促したくなるものですが、理解できているかどうかの確認は言い方ひとつで相手の気分を悪くさせてしまうことがあります。

 

理解できたかどうか確認を取るということは、”疑う”、ということです。

 

「(この人本当に話の意味、理解しているのかな?)」と思ったら、「わかった?」と聞いてしまいたくなる。

 

この「わかった?」という言葉は、”話の意味を理解していないだろう”という前提で確認しているように相手には聞こえるのです。

 

上から目線の立場で語りかけているように思われてしまうのです。

 

そうなってしまうとコミュニケーションは上手くいきません。

 

「・・・バカにしている」

 

と相手が受け取ってしまいます。当然、気分を害してしまいます。

 

あなたならどうでしょうか?

 

「ちゃんと聞いてた?意味わかってる?」と言われたら、「・・・(カチン)」と来ませんか?

 

「(私のことを信用していないんだな・・・)」と感じるはずです。

 

たった一言。

 

「わかってる?」と言ってしまうだけで、相手との信頼関係を失ってしまうかもしてません。

 

たとえ馬鹿にしているつもりではなくても、言われた方は腹立たしい気分になってしまいます。

 

コミュニケーションは相手がどう受け取ったかです。

 

相手が「ムカつく!」と受け取ってしまったらそれまで・・・です。

 

意思伝達というのは難しいです。

 

話し手の思いと、聞き手の思いが一致してこそ、コミュニケーションが上手くいきます。信頼関係は気持ちの通じ合いの積み重ねで成り立ちます。

 

気持ちのズレが生じると信頼はあっけなく崩れ去ってしまいます。

 

やっかいなのは気持ちの確認は目で見て確かめられないことです。

 

自分ではなんの気なしに言った言葉が、知らず相手を傷つけていることに気づかないまま過ごしてしまうこともあります。

 

気づかないうちに信頼を失ってしまう。

 

そうなってしまっては関係修復は困難でしょう。

 

「なにが原因?」とわけがわからないまま相手との関係が疎遠になってしまいます。

 

問題なのは言い方です

 

自分では普通に言葉をかけたつもりでも、「キツイ言い方する人だな・・・」と相手が感じてしまっては一向に仲を深めることはできません。

 

周囲にいる人たち皆がそう感じていては、待っているのは孤独です。

 

「わかってる?」と聞いても返ってくる言葉は大体「わかってます」という返事です。

 

この返事だけからでは相手の本音はわかりません。本当にわかったのかを確かめることもできません。

 

後からになってわかっていなかった、ということもあります。

 

問題となるのは話が通じたのか、通じていないのか、ではなく、”相手の心を傷つけている”というのが問題です。

 

だから相手も本当のことを話してくれません。わかったのか、わかっていないのか・・・。

 

素っ気ない言い方では悪意があるように聞き取られます。

 

人間というのはへそ曲がりな生き物です。変に深読みするものです。

 

言い方を変えれば問題解決

説明が本当に伝わったのか?わかりやすく、理解しやすい話し方というのは難しいです。

 

だからこそ確認をするのですが、素っ気ない言葉では相手の反発心を買ってしまい正確に確かめることができない。

 

問題なのは言い方です。

 

言い方を変えて相手の心を傷つけなければ”正しく確認”をすることができます。

 

ただ「本当にわかってる?」と聞いても責めるような口調になってしまって目的は達成できません。

 

お互いの関係が悪くなるだけ。

 

だから相手を一方的に責めるような言い方ではなく、”へりくだった言い方”が役に立ちます。

 

「うーん・・・いまの僕の話し方で説明がわかったかな?」

 

と”話の内容が理解できたかどうかを相手に押し付けるの”ではなく、「僕の説明の仕方で理解できた?」と”問題なのは自分の説明の仕方”とすることです。

 

”悪いのは自分”というニュアンスを含む言い方なら、相手の気を逆なでる心配はありません。

 

「私の説明はわかりやすい!わからないあなたが悪い!」というように受け取られがちな言い方では、相手も意地になって「わかりました。もう、黙ってくだい」と言いたくなります。

 

これではわかったのか、わかっていないのか、本当のところを引き出すことはできません。

 

でも、

 

「ちょっと説明不足なところもあったかもしれない。わからないことがあれば聞いて」と言えば、

 

「いえ、十分です。わかりましたよ」
「はい。ちょっと理解できなかったところが・・・」

 

と相手も素直に本当のことを話してくれます。

 

人にはプライドというものがあります。そのプライドが反感を生みます。

 

聞き手の気分を害することがない言い方さえできれば、本当のことを言葉にしてくれます。

 

相手と正確に情報交換できていれば、後になって「わかっていると言っていたじゃないか!」「わからないならわからないと言え!」というような心穏やかではないやりとりをする必要もありません。

 

ちょっとした言葉を付け足すだけでも、相手の心を開くことができます。

 

次のページへ

 

わかりやすい話し方のコツのトップページへ

 
スポンサードリンク

 
トップページ 話し方の技術 聞く技術 会話上手に 信頼を築く