話を聞くときに意識すること――話し手は主役、聞き上手を目指す

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話を聞く達人を目指すと上手くいく

はだれでも”人の話を聞く”ことより、”自分の話をしたい”と望んでいます。

 

人間は自分の存在を認めてもらいたい、という欲求を渇望しています。

 

飢えているのです。

 

なぜなら、

 

この”認めてもらいたい欲求”は自分で簡単にはコントロールできないからです。

 

自己主張、しゃべることで周囲の人たちにアピールするのが自分の自尊心を満たすために取る行動です。

 

ですが、ただしゃべっていれば自尊心を満足させることができるでしょうか?

 

まともに耳を傾けてくれずに聞き流さrたり、「僕が話していてもつまらなそうにしているな・・・」と自信を失ってしまって逆に自尊心に傷をつける結果になってしまったり。

 

だれかに自分の話を聞かせ「僕はすごいだろ。面白いだろ」と思ってもらいたいのに、なかなか上手くいかない。

 

思い通りにいかない。

 

コミュニケーションで自尊心を満たすというのは、コントロールできない面が大きいからこそ、飢えてしまうのです。

 

「だれか僕の話を聞いてくれ!」と。

 

食欲は好みのものを食べれば満たされます。これは自分でコントロールしやすいです。お店に行って、お金を払えば望みの品が出てきて口にすれば解決します。コンビニへ足を運べば、たくさんの商品の中から嗜好品を選ぶことができ、手軽に欲を満たせます。

 

睡眠欲は眠たくなったら眠れば解決します。ごく一般の人は、この欲を限界まで我慢するような生活をしている環境にはいないはずです。

 

その他の欲求に関しても、比較的簡単に満たせる欲求ばかりです。

 

望めば叶うものが大半です。

 

ですが、

 

”心を満たす”ことは叶えたくても、たやすくは叶えられない欲求です。

 

「私がしゃべればみんなが寄ってくる!」というのが叶えばそれは自尊心が満たされるでしょう。でも、簡単にその望みを叶えることができている人は、あなたの身近にいるでしょうか?

 

叶えられず、欲求不満になっている人の方が多いのではないでしょうか・・・?

 

自分の心を満足感で満たしたいためにコミュニケーションするのに、思い通りに満足できない。

 

叶えられない望みは不満にしかならず、いつだって乾いているのです。

 

飢えている

 

それならば、相手の話を聞くときに意識すべきことはひとつです。

 

相手の話を真剣に聞く。

 

人は自尊心を満たしたいために、思考を言葉にして発しています。

 

それをちゃんとキャッチしてあげると、相手は自尊心を満たすことができ、気分が良くなるのです。

 

相手を気持ちよくさせる。

 

これができるか、できないかがコミュニケーションの流れを大きく左右します。

 

満足させることができなければ、話しかけられない。

 

満足させることができれば、また話しかけられる。

 

すごく単純明快な仕組みです。でも、単純故に難しい。

 

「聞き上手になることがなんの役に立つの?」と考えてしまったら、相手の心をまったく見ようとしていないための思考なのではないしょうか・・・?

 

「人の話が聞きたいのではなく、自分の話を聞かせたいんだよ・・・」とあなたも思うかもしれません。

 

しかし、

 

コミュニケーションはお互いに向き合ってこそ、成り立っていきます。

 

成り立っていくまで過程を考えてみてください。

 

”いきなりだれかと仲良くなる”というのは難しくありませんか?

 

興味を持ったり、信頼したりとステップが必要です。

 

一歩一歩、階段を登っていくことでお互いの関係性が高いところに上がっていくのです。

 

関係が深くなれば意思伝達は容易くなります。耳を傾けてくれるようになり、言葉が通じやすくなります。

 

信頼、友情は、言葉の伝達、話し方をサポートする最も強力な心理トリガーです。

 

これに勝るものはありません。

 

みんながみんな「自分の話を聞いてほしい」と望んでいる人がほとんどです。だから人の話は聞かず、自己主張ばかりになってしまいがちです。

 

その中でひとり。あなただけがいつも耳を傾けてくれる存在だったらどうでしょう?

 

「君に話したい」

 

他人の欲求を叶えてあげられる存在になることができるのです。

 

没我的になれる人はそういるものではありません。

 

だれだって自分が一番です。

 

だからこそ、重要な存在になれます。

 

人と接するときに、相手を立てるつもりで話を聞くクセを身につけてください。

 

相手を満足させることができればできるほどに、信頼という見返りが手に入ります。

 

多くの人にはできない、ごく少数の人にしかできない”聞き上手”というものを目指してください。

 

これを意識するだけで人との接し方も変わるはずです。

 

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