前向きな言葉の使いどころ、使い方

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聞き手の気持ちを軽くする話し方とは

い、その時々のネガティブな気持ちを口にしてしまうというのは、だれにでもあることです。

 

人間は感情の生き物。

 

当然のことです。

 

落ち込んだり、ふさぎ込んだり、くやしい思いをしたり。嫌なことがあればテンションが下がってしまいます。

 

それはコミュニケーションに影響します。

 

無意識にだれかを責めてしまう口調になってしまったり、だれとも目を合わせなくなってしまったりなど、人とコミュニケーションを取る状態としては良くない心理に陥ってしまいます。

 

この状態では人と話をしても、聞き手に悪い印象を与える危険があります。

 

少なくとも相手を楽しい気分にさせるのは無理です。

 

話を聞いている人の気分まで害してしまったり、気を使わせてしまったりと、場の空気が暗い感情に合わせて重たくなってしまいます。

 

後ろ向きな言葉は、相手とのコミュニケーションを考えれば極力避けた方がいいのですが、感情を押し殺して口をつむんでしまってはストレスを溜め込んでしまいます。

 

イライラをただ口にしても聞き手は困ってしまいますし、黙り込んでしまっても精神的によくはない。

 

最初に”人間は感情の生き物”だとお話ししました。

 

だからあなたの感情から生まれた言葉を否定しなくてもいいのです。それも大事な感情表現です。押し殺すよりも良いのです。

 

ただ、ネガティブ発言だけで終わらせてしまってはコミュニケーションは上手くいきません。

 

その解決策が”後ろ向きな言葉の後に、前向きな言葉を言う”、です。

 

方法は簡単です

 

例えばスポーツ。サッカーをしていて試合に負けてしまった、とします。

 

真剣にやっていてテンションも上がりまくっていたのに負けてしまった。

 

「くそ!悔しい!」と感情をあらわにして、イライラしていることが丸分かりの状態だと周囲にいる人たちは「なんて声かけよう?」と気を使ってしまいます。どんな励ましの言葉をかけようかと迷ってしまいます。

 

これでは相手まで気分が落ち込んでしまいます。

 

これが”後ろ向きな言葉”だけで終わる場合です。

 

そうではなく、

 

「くそ!悔しい!・・・でも、次は勝つ!

 

と前向きな言葉を付け加えるとネガティブな部分を打ち消せるのです。

 

後ろ向きな言葉だけでは言葉足らずで悪い印象だけを残してしまいます。でも、その後にポジティブな面を見せることで、相手に与える印象が暗いものではなくなるのです。

 

「もう次の試合に向けて燃えているな!」と聞いている人まで良い気分になります。

 

最後に発言した言葉の意味の方がインパクトがあるのです。これで聞き手を困らせたり、暗い気持ちを伝染させずに済みます。場の空気を悪くしないようにできるのです。

 

それが”後ろ向きな言葉の後に、前向きな言葉を言う”目的です。

 

ネガティブな発言をしても、聞き手の気持ちを軽くする方法。

 

他人にまで気を使わせて疲れさせずに済む話し方のコツです。

 

簡単なひと言。

 

ひと言だけでいいので前向きな言葉を添えればいいのです。

 

「昨日の合コン、体調悪くて楽しめなかったよ・・・。まあ、かわいい子いたからいいけどね

 

「僕には無理だよ。・・・やれるだけやってみるけどね

 

「なんで誘ってくれなかったの?次は誘ってよね!

 

これだけで相手が、「どんな反応をすればいいのかに困ってしまう・・・」という状況を避けることができます。相手のコミュニケーションの負担を軽減してあげることができます。

 

前向きな言葉ではないのですが、自虐ネタというのも応用しやすいです。

 

仮にあなたがだれかのことを、

 

「あいつ、嫌なやつだな」

 

と言ってしまうと、あなたまで周りから悪い印象だけ持たれてしまいます。聞き手もどう反応したものかと気が落ち着きません。

 

でも、

 

「あいつ、嫌なやつだな。・・・まぁ・・・他人のことを言えた性格でもないけどね

 

と自分のことをネタにした”フォローの言葉”を使うと、ある程度は聞き手の気持ちを重たくさせずに済ませることはできます。自虐的な要素は時として笑い話にすることも可能です。可能ですがよりネガティブな空気を生み出しかねないので極力避けた方がいいです。

 

うっかり悪口を口にしてしまったときに、場の空気のフォローとして”自分をネタにする”ぐらいがいいです。

 

・・・本当に気が落ち込んでしまったときは、周囲にいる人たちのことが目に入らなくなってしまいがちです。

 

それにこの方法のお話のことも、あなたの頭の中から消えてしまっているかもしれません。

 

”本心ではない”ことを言葉にしてしまって、聞き手を困らせてしまう発言だけで話を終わらせる。そんなことにならないように覚えておいてほしいのです。

 

言葉足らずではコミュニケーションは上手くいかない

 

コミュニケーションは相手がいて成り立ちます。

 

ネガティブな言葉でその相手の気を使わせてしまうのは上策ではありません。相手のそのときの気持ちを大切に考えてあげることが大事なことです。

 

後ろ向きな言葉を使ってしまったときは、相手の気持ちを軽くしてあげるために、前向きな言葉でフォローする。

 

簡単な話し方のコツですが効果は大きいです。

 

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