この言葉を使わずに話をしましょう

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避けるべき言葉があります

とコミュニケーションをとる上で、使わないようにした方が良い言葉があります。

 

相手に良く無い印象を与える言葉です。

 

この言い方は避けた方がいいです・・・

 

たぶん

”たぶん”という言葉を聞くとあなたでしたらどう感じますか?「曖昧にはぐらかしている」と思わないでしょうか・・・?不確かなことを言っていると感じるはずです・・・。

 

これは話し手が逃避するための言葉、話し方です。この言葉を使っても、相手にはっきりとした態度を示すことはできません。

 

「”たぶん”、待ち合わせには遅れないでいくよ」

と言われたらどう思いますか?

 

「時間通りにはこないかも・・・」
「平気で遅刻してくるかも・・・」

 

と疑ってしまわないでしょうか?

 

”たぶん”のせいではっきりとした意思が伝わってこないので「本当かな?」という印象を持ってしまうのです。

 

真剣さが伝わってこないのです。

 

「待ち合わせに遅れても平気そう、真面目には考えていないな」と思われてもしかたありません。そして相手は「平気そう」で考えが終わらないでしょう。

 

「自分との待ち合わせは大事なことではないのかな?自分のことは軽んじられているのかな?」と蔑ろにしているのではと感じるでしょう。

 

”たぶん”という言葉はなにかと便利でつい、使ってしまうかもしれません。一貫性を示すのは責任を感じてしまうためにどうしても曖昧な話し方になってしまうかもしれません。

 

しかし、

 

「気が楽だから」と不確かな話し方ばかりしていると人からの信用は得られません。

 

「この仕事はちゃんとやります。・・・”たぶん”」

と言われたらあなたはどう感じますか?結果が出る前に怒りたくなると思います。本当にやる気があるのかと。

 

プロポーズの言葉が「僕は”たぶん”、あなたを幸せにすることができると思う」でしたら言われた方もすっきりしない気持ちでしょう。

 

”たぶん”と言っても真摯だと受け止めてもらえません。

 

でも、しかし

この言葉の効果は、それまでの話を無かったことにして、後につづく言葉を強調します。

 

「良い考えだね。”でも”、こういう案はどう?」

・・・どんな風に感じましたか?「良い考えなのに別の案をすすめるの?」と思わないでしょうか?

 

「この料理はおいしいよ。”でも”、もっと改善できるんじゃない?」

と。

 

「この料理はおいしい」より、「もっと改善できるんじゃない?」の言葉の方が気にかかりませんか・・・?

 

この話し方だと「おいしいけど」と口を濁しておきながら「改善して」と言っているのです。言われた相手の残る印象は「改善して」の部分だけになります。

 

相手の意見を立てるときや、相手を傷つけたくないとして一度肯定しておきながら、反論を述べる。

 

相手を思いやっての話し方なのですが、”でも”という言葉によって、肯定した言葉がまったく役に立っていないのです。

 

打ち消してしまいます。

 

「君と居るのは楽しいよ。”でも”、○○君も面白いよ」

と言われたらどうでしょうか?「え、どういうこと?」と内心思わないでしょうか?

 

嫌な気分にならないでしょうか・・・?

 

”しかし”と言うのも同じ意味です。

 

例えば仕事の出来が良くて褒める。ついでにもっと良くなるようにアドバイスをする場合。

 

「よくがんばってくれたね。”しかし”、君ならさらに勉強すればもっと良い結果を出せるよ

こう言われたら「・・・”しかし”?」と気にかからないでしょうか?

 

君ならさらに勉強すればもっと良い結果を出せるよ」が余計な言葉だと思わないでしょうか・・・?結局、批判しているのではと。単にもっと勉強しなさいと。

 

”しかし”という言葉のせいで、後につづく言葉が激励しているようには受取れません。

 

”でも””しかし”という言葉は避けたほうが良いです。避けて代わりに”そして””それに”と言ったほうが上手くいきます。

 

「よくがんばってくれたね。”そして”君ならさらに勉強すればもっと良い結果を出せるよ」

と。

 

・・・どうでしょうか?応援してくれているように感じませんか?素直にもっと上を目指してくれと、嫌味なくアドバイスをもらえたように聞こえないでしょうか?

 

”しかし”を”そして”に変えることで、肯定的に言葉を受け止めてもらえるようにすることができます。

 

子供に激励する例です。

 

「今回のテストは国語が良い成績だったね。”でも”算数もがんばれば同じように良い成績になるよ」

・・・一度国語の成績を持ち上げておいて、算数の成績が悪いと言っているように聞こえないでしょうか。”でも”と言って国語の成績のことを褒めているのは打ち消しているので、算数をもっと努力しろと言っているようにしか聞こえないのではないでしょうか・・・?

 

”でも”を”それに”という言葉に変えると、

 

「今回のテストは国語が良い成績だったね。”それに”算数もがんばれば同じように良い成績になるよ」

国語の成績を褒めて、そして問題点も嫌味なく伝えることができているのではないでしょうか?

 

ちょっとした言葉の違いかもしれませんが、聞き手が受け取る反応は大きく違うはずです。

 

 

 

”たぶん”という言葉は話しが曖昧になってしまいますので使わないようにする。

 

”でも””しかし”という言葉は否定的に受け止められてしまうので使わない。使うのならば”そして””それに”という言葉に変える。

 

些細な改善かもしれませんが効果があります。相手に好意的に受け止めてもらえる話し方になります。

 

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