多数派の意見には逆らえない心理

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「あの人もこう言っているし」という理由で私たちは納得します

 

 

数派の意見は説得力がありません。

 

説得力を伴うのは多数派の意見です。

 

その内容に個人的は一見納得できなくても、最終的にはそれが”正しいこと”だと納得するにいたります。

 

これは”バンド・ワゴン効果”(楽隊者効果・先陣効果)と呼ばれる心理効果です。

 

個人の意見や行動が、多数であると認められる意見や行動の方向にひきずられる効果。

 

大多数の人たちの意見や行動が、バンド・ワゴン(楽隊者)のように先陣的役割を果たすために、”バンド・ワゴン効果”という名が付いています。

 

つまり、

 

同じことを言っている人たちの数が多いと、その言葉が正しく聞こえるのです。

 

「みんな○○だと言っているよ。だから正しいことなんだよ」

 

と言われると、

 

「そうか、みんな○○だと言っているのか。わかったよ、そうしよう」

 

と納得してしまいます。

 

自分個人の意見よりも、多くの人たちが口にする物事を「そっちのほうが良いことなんだろうな」と信じてしまいます。

 

強制的に心が引っ張られていくのです

 

みんなと同じ方向に。

 

それがバンド・ワゴン効果です。

 

この心理は日常のいたるところで働いています。

 

口コミで「あの店はおいしい」と聞けば、食べる前から「あそこはおいしい」と認識します。「みんなおいしいって言っているし」という理由で。

 

「みんなが・・・」という理由が確かな証拠、根拠として心を射止めます。自分で確認するまでもなく、です。

 

「いまあれが流行っている」と聞けば、「すごくいいものに違いない!」と興味が湧きます。

 

しかし・・・

 

悪いことではありません

 

まるで他人の言いなりになっているだけのように感じるかもしれませんが、この心理は社会の中で安定を図ろうとする心理効果なのです。

 

”同調”です。

 

人間は群れをなすことで生存確率を高めている生き物です。

 

同じことを良しとします。

 

みんなが働くなら自分も働き、みんなが食事をするなら自分も食事をし、みんなが寝るのなら自分も寝て・・・という風に集団のルールを習慣として適応させます。

 

生きていくための必要事項として。

 

それだけ避けようのないことなのです。

 

「みんなと同じが良い」のであって、「みんなと違う」のはいやなのです。

 

「自分は個性的だ!他とは違うことをしている!」と口にしていても、そのお手本となる存在が必ずあります。どこかで真似ているのです。(頭の中に無いものから、なにかを生み出すことはありえません)

 

常に他者の影響を受けて人間は生きているのです。

 

人は”一緒が好き”という性質を持っている。

 

この性質は自分の意見に同調してもらうための話し方に活かせます。

 

簡単です。

 

「みんなも〜」と言えばいいのです。

 

みんなと同じということがわかれば、安心して信じてもらえます。深く物事を考えるまでもなく、納得します。

 

多数派の意見の前に成す術もなく、心が引っ張られます。相手が納得する理由になります。

 

自分の意見を押し通したいときは、多くの人の意見を集めることが事前準備になります。

 

「みんながこう言っている」というのは自分の言葉にも自信が持てるようになります。

 

自信に満ちた話し方はさらなる説得力を生み出します。

 

人は”少数派の意見より、多数派の意見を真実として選ぶ”ということを理解しておくと説得力ある話し方ができるようになります。

 

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