わかりやすく伝わる要因「メラビアンの法則」

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メラビアンの法則とは?

じ言葉を使って、同じ話をしても、返ってくる反応は人によって違います。

 

まったく同じ話をしたとしても、ボソボソとしゃべる人とハキハキしゃべる人。静かに話をする人と慌ただしく話す人。話をしている人の顔の表情がわかりやすかわかりずらいか。

 

話しの内容が同じであっても、声や仕草、表情からうかがえる様子が結果に違いをもたらします。

 

「当然だよ!」と思われたかもしれませんが思いの外、相手に与える印象までもまったく変わってくるので細心の注意を払いたい事柄です。

 

だれだって毎日同じ気分でいられるわけではありません。

 

いい日もあれば、悪い日もあるでしょう。寝起きが悪くて午前中は気が立っていたり、昼間に嫌なことがあって夜まで引きずっていたり。

 

そういった心のうちが話し方にも現れているものです。機嫌が悪ければトゲトゲしい話し方をついやってしまったり、それどころか人と話すること自体、億劫だったり。

 

自分でも些細なことで、気にもかけなかった事柄が知らず話し方に影響しているかもしれません。そしてさらに周囲にいる人たちにまで影響を与えるのです。こういったことは誰にでもあることです。

 

「メラビアンの法則」というのは、アルバート・メラビアンというアメリカの心理学者がコミュニケーションが人に与える要素を調査したものです。

 

以下が調査の結果です。

 

  1. 言語の内容そのものから伝わるのは7%
  2. 声から発する聴覚情報は38%
  3. 身体言語は55%

 

話の内容レベルが7%、声のレベルが38%、身体言語(ボディランゲージ)レベルが55%という研究結果が出ました。

 

ですがこれは「相手に意味が伝わる割合」です。話の内容だけなら7%と。相手の感情に与える影響とは違います。

 

例えば手招き。
手招きをされると「こっち、こっち」と呼ばれているという意味だけは伝わりませんか?まったく言葉を使わなくても手(身体)の動きだけで意味はわかります。
(身体言語レベル55%)

 

しかし、手招きだけで呼ばれてもなんだか嫌な気になりませんか?「名前でちゃんと呼べ」と。気分を害します。仮にあなたがなんとも思わなくとも、気分を害する人はいます。会社で上司に手招きのみで呼ぶことを想像してみてください。きっと怒られます。

 

1.言語の内容そのもから伝わるのは7%

「なにを言うか」ということです。一見するとこれがすべてのように思えますが、メラビアンの法則では7%と相手に与える影響力は最も小さいです。

 

相手を楽しませる、喜ばせる話し方は「なにを言うか」だけではないということです。

 

2.声から発する聴覚情報は38%

口調です。大きな声、小さな声、ゆっくり話す、早く話す、震えた声、はっきりとした声、など。「言い方」です。

 

3.身体言語は55%

態度や表情、身振り手振りが相手に与える影響の割合です。メラビアンの法則では身体言語が相手に与える影響が55%と最も大きいです。視覚情報も有効に活用することで相手にわかりやすく伝える要素になります。

 

 

上記がメラビアンの法則です。コミュニケーションで相手が受け取るメッセージは3つの要素がどのように働くかで変わってきます。

 

別々の人が同じ話をしても、相手の受け取り方が違うのはこのような理由があるのです。

 

内的不一致

「うれしい」という言葉を相手に言えば、”私はうれしいです”ということを伝えられるでしょう。言葉の意味は単純明快です。

 

でも、口では「うれしい」と言っているのに無表情、棒読みだと、あなたでしたらどんな印象を受けますか?

 

「本当にうれしいの?」と思いませんか・・・?

 

確かに口では「うれしい」と言っているが、とてもうれしさが伝わってこない。無表情ではうれしそうに見えませんし(視覚情報55%)、棒読みではうれしいという感情が読み取れません(聴覚情報38%)。

 

伝わったのは「うれしい」という言葉だけ(言語内容7%)。

 

このように言っていることが相手に伝わらないことがあります。自分が発したメッセージと、相手が受け取ったメッセージが一致しないのです。

 

話し手と聞き手の間にズレがある・・・。

 

これを「内的不一致」といいます。会話をするときは声の調子などにも気をつけないと相手には感情などが伝わらないのです。
(逆に棒読みですと、「あなたには興味がない」と誤解されて伝わるかもしれません)

 

子供は大人より元気で、無邪気なものです。「うれしい」と思ったら「うれしい」と素直に言葉にし、満面の笑みを浮かべ、喜びを身体で表します。子供は大人よりわかりやすいと思いませんか?

 

無邪気な子供には計算された仕草がなく、心が思ったことを偽らずに言葉で、態度で表現します。(嫌なことも素直に表現して伝えます)

 

赤ちゃんの笑顔ひとつだけでこちらも笑顔にならないでしょうか?泣き声が聞こえると「ど、どうしよう?」と焦りませんか?(育児になれていないとして)

 

赤ちゃんは言葉で伝えることはできませんが、泣き声ひとつで聞いている人の心を動かします。

 

ですが、大人になるにつれて赤ちゃんのように大声を叫ぶことも、子供のように身体であらわすこともしなくなります。

 

その原因は「恥ずかしい」からです。周囲の人間がしていないから。あなたも赤ちゃんのように叫ぶのは恥ずかしいと思いませんか?「子供じゃないんだから」と。

 

でも、

 

相手に感情も伝わる話し方をするには大人からは参考にならない、子供だからこそ、参考になる話し方もあります。

 

感情が込められた話し方は棒読みではできません。

 

どんなにこちらの意思を伝えたくても伝わりません。

 

異性に「好きです」と棒読みで言っても、言われた方はうれしくないでしょう。「自信あります」とボソっと言っても自信あるようには受け取られないでしょう。

 

話し手と聞き手の間に内的不一致が起こります。

 

相手にわかりやすい話し方をするには言葉の内容だけでなく、口調や手振りなども気をつけてみてください。内的不一致を起こさず正確に意思伝達をすることが可能になります。

 

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